原町小ブログ
11月26日(火)の給食
とりなんばん 牛乳 さつまいもと大豆のかりんとう りんご
さつまいも
さつまいもは、江戸時代に、中国から宮古島、薩摩(今の鹿児島)へと伝わっていきました。「薩摩のいも」⇒「さつまいも」と呼ばれましたが、ホクホクとした甘みの栗の味に似ているといって、栗と九里の語呂合わせで呼ばれることもありました。(「里」は昔の距離の単位。1里は約4km)
栗(九里)には及ばないがそれに近いおいしさだといって「八里」とか「八里半」と呼ばれて、焼きいもが江戸の名物になりました。甘くて美味しい焼きいもは大人気でした。
ところで、さつまいもの収穫は秋です。掘ってすぐのものは甘みが少なく、何日か置くと徐々に甘みが増して美味しくなります。このとき、さつまいもは暑さに弱いので、新聞紙やもみ殻に包んで冷たい風が当たらない所に保存します。寒いところに置いたり冷蔵庫に入れたりすると、調理してもやわらかくならなくなります。この状態を、「さつまいもがしもやけにかかった」とか「さつまいもがかぜをひいた」と言い、最後には腐ってしまいます。