2022年3月の記事一覧
『ゲーミングPC ~組み立て③~』 作:成田先生
さて、前回完成したと思っていたPCですが、残念ながらCPUとCPUクーラーがしっかりと接触していなかったらしく、エラーメッセージがでて起動できませんでした。
原因はCPUクーラーのファンとマザーボードについているVRMヒートシンクが接触しているからでした。
手持ちのCPUクーラーでは、どれもうまく取り付けられなかったので、仕方なく新しいCPUクーラーを用意することにしました。
ただ新しいものを用意するのも悔しかったので、今回は初の水冷PCにします。
まずはラジエーターにファンを取り付けていきます。
ファン自体がLEDで光るので、きっときれいになるはずです。
お次は冷却水を循環させるためのポンプ+タンクです。
なかなか大きかったですが、何とか入りました。
※まぁここでも問題が発生していましたが、まだ気づいていません。
次にCPUクーラーです。空冷のものに比べてかなりコンパクトですね。
しっかり密着させることができました。
ちゃっかりラジエーターも取り付けています。
こちらはかなりギリギリでした。
裏側の配線です。表をきれいに見せるために、余計な線はすべて裏に回しました。
う~ん、きたない。
先ほど起こった問題。それは、グラフィックボードを取り付けると、ポンプがPCケースに入れることができないということでした。
仕方がないので、パーツを追加し、PCケースの外側に取り付けました。
いつか、ケース内に収めたいです。
組み立てもいよいよ大詰めです。
CPUを冷やすための冷却水を作ります。
作り方はとっても簡単。冷却水の原液に精製水を混ぜるだけ。今回は1L用意しました。
ポンプの中に、冷却水を注入していきます。チューブがあるとこぼれずに入れることができますね。
この直前にチューブを使わず、一部こぼしてしまったのは内緒です。
実際に起動してみると、LEDがとてもきれいです。
冷却水も半透明のものを選んだので、LEDに照らされて幻想的な雰囲気になりました。
最後にOS(Windows)をインストールして、PC製作は完了です。
予算を大幅に超えてしまいましたが、本格水冷のPCを作ることができたので自分的には満足です。予算は超えてしまいましたが。
自作PCはプラモデル感覚で作ることができるのでとても楽しかったです。
しっかりとした準備をして、また作りたいと思いました。
ただし、部屋の片付けも計画的に行わないといけませんね。
足の踏み場がありません……。