原町小ギャラリーコーナー

情報処理・パソコン 『ゲーミングPC ~組み立て③~』  作:成田先生

さて、前回完成したと思っていたPCですが、残念ながらCPUとCPUクーラーがしっかりと接触していなかったらしく、エラーメッセージがでて起動できませんでした。

原因はCPUクーラーのファンとマザーボードについているVRMヒートシンクが接触しているからでした。

手持ちのCPUクーラーでは、どれもうまく取り付けられなかったので、仕方なく新しいCPUクーラーを用意することにしました。

ただ新しいものを用意するのも悔しかったので、今回は初の水冷PCにします。

まずはラジエーターにファンを取り付けていきます。

ファン自体がLEDで光るので、きっときれいになるはずです。

お次は冷却水を循環させるためのポンプ+タンクです。

なかなか大きかったですが、何とか入りました。

※まぁここでも問題が発生していましたが、まだ気づいていません。

 

次にCPUクーラーです。空冷のものに比べてかなりコンパクトですね。

しっかり密着させることができました。

ちゃっかりラジエーターも取り付けています。

こちらはかなりギリギリでした。

裏側の配線です。表をきれいに見せるために、余計な線はすべて裏に回しました。

う~ん、きたない。

先ほど起こった問題。それは、グラフィックボードを取り付けると、ポンプがPCケースに入れることができないということでした。

仕方がないので、パーツを追加し、PCケースの外側に取り付けました。

いつか、ケース内に収めたいです。

組み立てもいよいよ大詰めです。

CPUを冷やすための冷却水を作ります。

作り方はとっても簡単。冷却水の原液に精製水を混ぜるだけ。今回は1L用意しました。

ポンプの中に、冷却水を注入していきます。チューブがあるとこぼれずに入れることができますね。

この直前にチューブを使わず、一部こぼしてしまったのは内緒です。

実際に起動してみると、LEDがとてもきれいです。

冷却水も半透明のものを選んだので、LEDに照らされて幻想的な雰囲気になりました。

最後にOS(Windows)をインストールして、PC製作は完了です。

予算を大幅に超えてしまいましたが、本格水冷のPCを作ることができたので自分的には満足です。予算は超えてしまいましたが。

自作PCはプラモデル感覚で作ることができるのでとても楽しかったです。

しっかりとした準備をして、また作りたいと思いました。

ただし、部屋の片付けも計画的に行わないといけませんね。

足の踏み場がありません……。