9月27日(金)の給食
セルフドッグ 牛乳 野菜スープ ヨーグルト
今日も子供たちはよく食べました。残菜はほとんどありませんでした。
ノロウイルス
食中毒菌による食中毒は高温多湿な夏に多く発生しますが、これからの季節に多くなるのが、ノロウイルスによる食中毒です。
ノロウイルスはウイルスであるため、細菌である他の食中毒菌とは違い、食品の中では増えず、人の体内に入ってから腸の中で増えます。食中毒菌よりもずっと小さいのに、食品の中に100個いただけで食中毒を引き起こし、食べてから1~2日で、下痢や嘔吐などの症状が出ます。
ノロウイルスは、感染した人が吐いた物や下痢の便にいて、これを処理するときや、ウイルスがついた食品に使っ調理器具や手などから感染することもあります。そのため、感染のリスクを考えて、下痢の人は調理をしないこと、使用後の調理器具はよく洗って消毒すること、そして調理の前後には必ずせっけんで手洗いをすることが大切です。学校でも給食当番の児童が下痢をしている場合は、給食当番を交代しています。ノロウイルスはアルコール消毒では死なないので、器具の消毒には塩素系漂白剤を使います。感染した人が触ったドアノブなどにウイルスがついて感染することもあります。食べる人も食事前の手洗いをしっかりして予防しましょう。
ノロウイルスは、食べ物では、人間の排泄物が流れこんだ海の水を吸う、かきやほたてなどの二枚貝にいることがあります。85℃以上で90秒以上加熱すると、ウイルスが死んで安全になります。生食用以外のものはしっかり加熱してから食べましょう。