原町小ギャラリーコーナー

美術・図工 『ベース ボディ製作』  作:成田先生

今回は3連休を使ってベースのボディを作ってみました。

元ネタとなるベースがあるのですが、見た目だけでわかる方はいるのでしょうか?

木材の加工は大変でしたが、自分のイメージ通りに出来上がっていくのはとても面白いです。

取扱注意な機械を使うので、興味がある方は気を付けて作業してください。

①MDF材にボディの形を下書き

こちらは木材カットの際、テンプレートとして使う予定なので、厚さ9㎜のものを使用しています。

 

②下書きにそってMDF材をカット

板の形と同じ形にボディができるので、のこぎりやヤスリを使って丁寧に成形していきます。

 

③テンプレートを置き、位置決め

今回ボディに使う木材は「アッシュ」といい、重量は重たいですが、低音が豊かに響くのが特徴の木材です。

 

④接ぎ木をして、圧着

今回は特殊な形のボディなので、はみ出した部分には余分な部分の端材をあて、ボンドで接着をします。ボンドで接着する際は、クランプを使って圧着すると力を加えても接着部がはがれなくなのでお勧めです。

 

⑤カットする部分に印をつける

圧着した木材にもう一度テンプレートを置き、カットする部分がわかるように印をつけます。今回は手間を省くため、黒いスプレーで一気に印をつけました。

 

⑥木材の成形

テンプレートと木材を両面テープで固定し、ジグソーを使って大体の形にカットした後、ルーターを使ってテンプレートと同じ形になるように木材を削っていきます。

 

⑦中心線とザグリ位置の確認

削り終わった木材に中心線とネックポケットやピックアップが入る部分に下書きをつけます。中心線はカットする前に書いておくと楽だったなと反省してます。

 

⑧ザグリ

下書きにそってMDF材の端材を置き、テンプレートとします。ザグリ用のドリルを使って粗削りした後、ルーターを使って丁寧に削っていきます。裏のコントロールユニットが入る部分も同じようにザグっていきます。

 

⑨ノブ穴をあける

最後にノブやジャックを出す位置に穴をあけてボディは(細かい修正などはまだありますが)完成となります。